いまや塾に通うのは当たり前のようになっています。通っていない子の方が少ないのではないでしょうか。
必然的かのように、塾にいれることを検討する親がほとんどです。
でも塾はいつから通わせるべきか判断が難しいですよね。
塾に通わせる時期の判断基準について今回はお話しします。
勉強がわからなくなってからでは遅い!塾はいつから通うべき?
塾をスタートさせる適切な時期は、勉強が理解できているときです。
え?わからないことがないのに通わせるの?
そう思うかもしれませんね。
でも、勉強に対して苦手意識がないときこそベストタイミングなのです。
勉強がわからなくなると勉強するのがいやになります。そして、そのまま勉強しなくなると、どんどん苦手意識が蓄積されます。
ここからは負のスパイラルのはじまりです。
学校の勉強内容はたいてい階段式で理解していきます。たとえば足し算がわからないのに掛け算はできませんよね。
こうしてどんどんわからないことは増えていきます。そして勉強に対するモチベーションは下がっていきます。
そうなってからでは遅いのです。遅れを取り戻すためには倍の労力が必要になります。
学校の授業は待ってくれませんね。一人理解できない子がいるからと言って授業のペースは遅くなりません。
学校の授業がわからなくなった子に、自分で復習して理解する力はありません。
では、どうしたらいいか。
塾に通うしかありません。
人の力を頼りましょう。
勉強が嫌いになってから塾に通わせるのは大変です。手遅れにならないためにも、早めに塾の検討をすることをオススメします。
集団塾と個別指導塾どっちがいい?うちの子に合うのは?
子どもによって指導スタイルを検討しましょう。集団塾と個別指導塾はそれぞれ特徴があります。
今回は勉強のペースに焦点を当てて両者を比べてみます。
- いまの学校の授業が理解できている
- 学校のペースに合わせて勉強を進められる
- 予習ができる余裕がある
- いまの学校の授業が理解できていない
- わからなくなってから時間経っている
- 復習する必要がある
上記のどちらにあてはまるかチェックしてみてください。
予習ができる子は基本的には集団塾で問題ありません。でもこの子の場合は集団塾ではなく個別指導塾の方がいいですね。
集団塾の予習ペースが、遅いと感じるかもしれません。
少し早いと思うくらいのときに塾は通わせる!
「塾=わからないところを解決する」という印象が強いかもしれません。
でも、わからなくなってからでは遅いのです。
勉強がわからない子のやる気を取り戻すには時間がかかります。
親も子どもも余計な労力を使わなくて済むように、早めの塾の検討をしてみてください。